洗車の仕方_正しい順番と注意点のまとめ

「自分の洗車方法ってあっているの?」
「どうせやるなら、もっとキレイになる洗車方法を知りたい!」

こんにちは。
三度のメシより頑固な油膜落としが好きな「洗車の教科書」編集部の藤本です。

前職の車リペアショップ時代の知識を元に車関係の雑誌やサイトでライターの仕事をしています。

洗車の知識は案外思い込みや先入観が多いもの。間違った方法で洗うと磨いたつもりが逆にキズを造ったり、汚れがつきやすい状態になってしまう事も多くあります。

しかし、こだわりはじめるとキリのないマニアックな世界でもあるので、このページでは必ず知っておくべき洗車のルールをまとめました。

あなたの素敵なカーライフの一助となれば幸いです。へのつっぱりはいらんですよ!

教官
ここからはワシが初心者でもブチきれ~になる方法を教えちゃる。7分もありゃ~洗車の基礎が理解できるけ~最初はザックリ読みんさい。
よし子
教官、広島弁が過ぎますよ…

揃えたい洗車グッズや注意点を知っておこう

揃えたい洗車グッツ

カーショップに行くと洗車グッツのあまりの品数に驚くが最低限揃えたいものを紹介します。

洗車する服装

何かのはずみで車に当たった時にキズがつかないような服装で汚れても大丈夫なものを選ぼう。

洗車に適した天気

炎天下の下だと洗剤が途中で乾いてシミになったり、風が強いとホコリがついたり、天候もできれば選びたい。

シャンプー液を作りボティ全体にたっぷり水をかける

バケツに洗剤を入れる

シャンプーの原液をバケツに注ぎます。多少薄い分にはいいが濃すぎるのはNG。シャンプー液は説明書の使用量を厳守。

水を注いで泡立てる

洗剤を入れたバケツに水を注ぎます。この手順で泡立に違いがでるので、必ず洗剤を先に入れる事

ボディ全体に水をかける

ボディーにキズが付くの予防するため、全体にたっぷり水をかけます。これで下準備は完了です。

チェックポイント

後から水を入れるのには理由がある

シャンプーの原液と水が適量でも、先に水を入れて後から原液を入れるのは間違いです。上手に撹拌することができず、きれいな泡が立ちません。水を高いところから注ぐことで撹拌されて空気が混ざり、濃度にムラがない状態のシャンプーができあがる。

全体を洗う前に細部から洗う

「まずは細部から!?」とは予想外かもしれませんが、普通のカーシャンプーを使用しての洗車では落とすことが難しい細かい部分のワックスカスや水アカを集中的に洗浄しておくことがポイントです。箇所により泥などが大量に出てくることもありますので、最初に行うと効率がよくなります。

ウォッシャーノズル周辺

見落としがちなウォッシャーノズル付近の汚れ。ワックスのカスや水アカが残っていることが多い箇所なので丁寧に洗浄。

ナンバープレート

ナンバープレートは路面に近いことから泥やホコリが付着しやすく、特にフロント側はとても汚れが目立つのでキレイに。

給油口の内部

以外かもしれませんが給油口は水アカが溜まることが多い箇所。思いきって水をかけて洗っても問題ありません。

足回りを洗う

タイヤとホイールは路面に接触しているので汚れやすく、さらにブレーキダストは落ちにくいため、一連の洗車作業の中では特にじっくりと取り組みたい箇所です。
タイヤとホイールでは扱い方が全く異なり、正しい方法でシャンプーを行わない場合は汚れが残ったりキズが付いたりします。

足回りはタイヤハウスから洗う


足まわりはタイヤハウス(フェンダーの内側)→ホイール→タイヤの順で洗っていきます。せっかくきれいにしたホイールに泥がつくのはイヤですよね。最初に泥がこびり付いたタイヤハウスの裏側からしっかりと洗浄を行いましょう。

①高水圧でできるだけ汚れを落とす

砂が残っているとホイールにキズが付きますので、高水圧でできるだけ汚れを落とします。同時にホイールにも水をかけて完全に冷却しましょう。

②タイヤハウスの油分を取り除く

タイヤハウスの内側に油分に対して洗浄力が強いタイヤ&ホイールクリーナーを直接吹き付けて、こびり付いた汚れを浮かせて取り除きましょう。

③ナイロンブラシで奥まで洗う

ボディのような塗装面ではありませんので、汚れが落ちやすいナイロンブラシで奥まで洗います。柄の長いブラシがあると便利です。

④洗剤をかけながら作業を行う

ガンコな汚れが付着する箇所となりますので、クリーナーを適量かけながら磨きます。作業終了後はホイールの洗浄を行う前にもう一度よく水で洗い流しましょう。

ホイールを洗う

ホイールはその種類によってシャンプーの方法が異なります。

アルミホイールなどの軽合金ホイールは、ボディの塗装と同様に優しくシャンプーする必要があります。表面のコーティング剤や金属そのものが軟らかいため、比較的簡単にキズが付いてしまいます。基本的にはスポンジを使用してシャンプーを行いますが、ブラシを使用する際には馬毛のブラシなど柔らかいブラシを選びましょう。

スチールホイールには様々なタイプがあり、ボディーのように塗装が施されているスチールホイールは、軽合金ホイールと同様に優しくシャンプーを行う必要があります。ホイールそのものは厚手の防サビ塗装が施された上に樹脂製などのホイールキャップが被せられているスチールホイールは、部分ごとでシャンプーの方法が異なります。ホイールキャップは軽合金ホイールと同様に優しくシャンプーを行う必要があります。ホイールキャップを外したスチールホイールは丈夫な塗装が施されているためそれほど気を使う必要はなく、タイヤと一緒にシャンプーを行うことができます。

軽合金ホーイルでもホイールナットをカバーするハーフホイールキャップが被せてあるホイールは、樹脂製ホイールキャップも優しくシャンプーを行う必要があります。

ホイールのシャンプーを行う際はホイールキャップを外すことがベストです。特にスチールホイールはキャップ内が汚れていることが多く、労力をかけてシャンプーをしても内部が汚れている場合はまたすぐに汚れてしまします。

ボディの塗装と同様の扱いと言ってもホイールの汚れは油性の汚れが多くボディの汚れとは種類が異なりますので、ホイールのシャンプー専用のスポンジを使用してもいいでしょう。

古くなったスポンジをボディの下まわり周辺用と共用すると便利です。

チェックポイント

ホイールの形に合わせてブラシを選択

複雑な構造の軽合金ホイールはスポンジだけでは洗浄することが難しいため、ブラシが必要になります。かなり小さいブラシでも奥に届かないこともあり、馬毛でベストな形状のブラシがないこともあります。柔らかいナイロンブラシでも代用は効きますがブラシの違いを理解して優しく扱いましょう。

ホイール専用のスポンジを用意

ホイール用にはボディ用とは別に専用のスポンジを用意します。下まわり周辺用のスポンジと併用しても大丈夫です。

シャンプー液でOK

スポンジ内にしっかりとシャンプー液を染み込ませます。作業する際には必ずシャンプー液をたっぷりと含ませましょう。

できるだけスポンジを使用する

ホイールはできるだけスポンジを使用してシャンプーを行います。奥まった箇所はスポンジを押し込んで洗いましょう。

複雑な個所もしっかりと

ホイールの複雑な個所はブレーキダストなどの様々な汚れが溜まりやすくなっていますので、しっかりと洗います。

入り組んだ部分はブラシで

複雑な個所のシャンプーはブラシを使用、ブラシにシャンプー液をたっぷりと含ませてからこすります。

力を入れすぎない

無理に力を入れず何度かやさしくこすります。それでも落とすことができない汚れはシャンプーでは落とすことは難しいです。

タイヤを洗う

タイヤは路面からの汚れがたくさん付きますが、タイヤのゴムはかなり丈夫な素材で作られていますので硬めのブラシで洗浄しても大丈夫です。

シャンプーの際にはブラシにシャンプー液をたっぷり染み込ませてしっかり洗浄しましょう。

サイドウォールはもちろん、路面に触れるトレッド部分も洗います。

トレッドの溝の中に泥などの汚れが残っている場合は濡れた際に流れだし、サイドウォールやホイールハウスを汚してしまいますのでしっかり洗いましょう。

タイヤをシャンプーする際にホイールハウスの内側もブラシで洗います。

ホイールハウスの内側はボディの塗装とは異なり下まわりと同様に丈夫な塗装となっていますので、硬めのブラシでこすっても大丈夫です。

タイヤと一緒にまとめて洗ってしまいましょう。

しかし、ホイールは一緒には洗浄しないようにしてください。

ホイールカバーを外したスチールホイールはブラシでのシャンプーが可能ですが、ホイールカバーや軽合金ホイールを硬いブラシでシャンプーした場合はキズが付くことがありますので注意が必要です。

ホイールをこすらないように気を付け、タイヤをブラッシングするようにしましょう。

チェックポイント

タイヤには専用のブラシを用意

タイヤやホイールハウスを洗うブラシは専用のブラシを用意して、他の箇所には使用しないようにしましょう。タイヤも丁寧に洗う場合にはタイヤ用に馬毛の柔らかいブラシを使用することもありますが、このブラシをボディに使用してはいけません。タイヤとボディの汚れは種類が異なるためにブラシを汚してしまうことになります。ブラシの使い分けははっきりしましょう。

タイヤ専用のブラシを用意

タイヤ専用のブラシにシャンプー液をたっぷりと染み込ませます。シャンプー液はボディ用と同じで大丈夫です。

側面からブラッシング

タイヤの側面をブラッシングします。ブラシの毛がホイールをこすらないように注意しましょう。

溝に沿ってブラッシング

トレッド部分もできるだけブラッシングを行います。溝の方向に沿ってブラッシングをすると汚れを落としやすくなります。

すすぎと拭きあげ

洗剤の成分を残さないよう念入りにすすぎを行い、乾いた布でタイヤの表面を拭きあげていきます。

チェックポイント

足回りに使用したシャンプー液は必ず捨てる

たとえ十分に残っていても、ここまでに使ったシャンプー液は捨てよう。きれいに見えても砂や金属粉だらけなのでボディーや窓を傷つけてしまいます。必ず新しいシャンプー液を作り直そう。

ボディ全体を洗う

水洗いとシャンプーを上手く使い分けて、表面の汚れを落としていきましょう。コツは車の外まわりをいくつかの箇所に分けて順番に作業を行うことです。

チェックポイント

洗車道具の選び方

カーシャンプー

洗剤成分だけのシンプルなシャンプーで充分です。自分で濃さを調整することができる希釈タイプを選び、説明書に記載されている希釈濃度は必ず守ること。

スポンジ

スポンジは吸水性がよく、柔らかくて大きなものを使用すると効率よく洗うことができます。汚れがひどい下周り用とボディ用の2つを使い分けましょう。

ホース

ホースは長めの巻き取り式の先端にシャワー機能付きのノズルがついていると、水道水でもある程度の水圧で様々な噴射をすることができるので便利です。

ボディは「下周り」からが鉄則

車の外装で一番汚れるのは下周りです。どんなに丁寧に乗っていてもタイヤは常に泥やホコリを巻き上げ、雪道を走ると融雪剤や解氷剤などのたっぷりと塩分を含んだ物質がこびり付いてしまいます。

さらに、下回りには汚れが溜まりやすい凹凸も多く、溜まった汚れを落とすためには時間がかかります。最初にそのガンコな汚れから落として行きます。
(セリフ)
洗車の汚水は下へ流れるからとルーフから洗い始めることは間違いです。
先に上部を洗うと下回りのガンコな汚れに時間を掛けている間に上部に残った水分が乾き、塗装にダメージを与えてしまうこともあるためです。
下部を隅々まできれいにしてから上部を洗う場合、上部から水を流し続ければ汚水は常に洗い流されますので下部に汚れが付着する心配はなく、さらには下部を乾燥から守ることにもなります。

フロントバンパー

水洗いからスタート

パンパーからたっぷりと水をかけて行き、スモールランプの隙間やくぼみにもしっかりとかけます。これで表面に載っただけの砂ホコリなどは落とすことができます。

必要な場合はスポンジも使用

細かなホコリや水をかけながらスポンジで軽くなでて落とします。力を入れて拭くと砂でキズがついてしまいますので注意し、スポンジもこまめに洗いましょう。

たっぷりのシャンプーで洗う

スポンジをシャンプーにつける際には、バケツに溜まった泡も一緒にすくい取るようにしてたっぷりと含ませスポンジを左右に動かしながら軽く洗っていきましょう。

細部の凸凹はブラシを使用

モールやナンバープレートはくぼみに汚れが溜まりやすくなっています。全体をスポンジでシャンプーし、続いてブラシにシャンプーを含ませて軽くブラッシング。

しっかり洗い流す

前バンパーのシャンプーが終わったら、最後にたっぷり水をかけ洗い流します。絶対に洗剤を残さないよう、細部までしっかりと水をかけましょう。

サイドスカートからリアを回り逆サイドへ

フロントバンパーの次はサイドスカートからリア、逆サイドのサイドスカートへと車を一周するように洗い始めます。

サイドスカートとはドアパネルの下のことで、タイヤが巻き上げた泥がこびり付いていることが多くなっています。

サイドスカートを洗う

ドアパネルの下部であるサイドスカート。バンパー同様、水洗い→スポンジでシャンプー→すすぎで洗っていきます。

車を一周するように洗い進む

続いてはリアバンパー、水洗い→シャンプー→すすぎを繰り返しながら洗い進めます。徐々に車を回り込み車を一周しましょう。

すすぎは部位ごとに

すすぎはまとめてではなくこまめにやっていこう。シャンプーの途中から水をかけだし洗剤を洗い流しても構いません。

ルーフ

下回りに続いては、ボディ上部のシャンプーを行います。ボディはルーフから下へ向かってシャンプーをして行きます。それぞれの部分での作業手順はこれまでと同様に、水洗い→シャンプー→すすぎの順番です。たっぷりの水を使用し、力を入れず風の流れる方向(縦)にスポンジを往復させましょう。

チェックポイント

ここでシャンプーを作り直そう

下回りに使用したシャンプーは使用せず新しいシャンプーを作り、できればスポンジも替えましょう。下回りに使用したシャンプーやスポンジには砂や金属粉が混ざっていますので、そのまま使用してはボディにキズをつけてしまいます。新しくバケツたっぷりのシャンプーを作り直しましょう。

下回りに使用したシャンプーは必ず捨てる

もしも下回りに使用したシャンプーが残っても、砂や金属粉がたくさん含まれています。全部捨ててバケツの中を水で洗い流し、新しいシャンプー液を作り直しましょう。

ルーフ全体に水をかける

ルーフバーやボイラーが付いている場合は取り付け部分のコーナーなどの細部から水をかけ始め、ルーフ全体を水洗いします。ウインドーの表面まで洗い流すように、たっぷりの水をかけましょう。

スポンジは力を入れず左右に動かす

脚立や踏み台に乗り、ルーフの中央からシャンプーをします。新品のスポンジを使用して、力を入れずに風の流れる方向(縦)に直線的に往復させましょう。最後はたっぷりの水ですすぎます。

ボンネット・サイド

ボディーパネルのシャンプーは、ボンネット、フロント、サイド、リア、もう一度サイドと車を一周するように洗います。それぞれの部分で水洗い→シャンプー→すすぎを繰り返しましょう。

すすぎでは洗剤が残らないようにたっぷりの水を使用し、洗剤が流れていく下回りにも水をかけます。以前に洗った部分が乾きだしていないか常にチェックを行い、この後の拭き取りまでは絶対に車を乾かさないうにしましょう。

チェックポイント

一度濡らした部分は乾かさないこと


しっかりすすぎいでも、水滴を自然乾燥させてしまうとイオンデポジット(水滴が乾いた後の白いシミ)やウォータースポット(水滴が原因の馬蹄状のシミ)ができてしまいます。洗い終えた部分にもこまめに水打ちを行い、拭き取りまで水気を絶やさないようにしましょう。特に夏場は要注意です。

たっぷりの水を使用

上部を洗うと以前に洗い終えた下回りにも汚水が流れていきますので、これから洗う部分だけでなくその下部や周辺にも水をかけます。

シャンプーもたっぷり

広い面積のパネルは手を動かしやすい範囲で、いくつかに分けて作業を行います。スポンジにたっぷりのシャンプーを含ませ、風の流れる方向にまっすぐ体全体を使用して軽く動かしましょう。

水をかけながらスポンジを使用

洗う範囲全体にシャンプーを乗せ、スポンジに水をかけながら同じ動作で洗い続けます。洗剤を流し終えた後は、水だけをかけてリンスを行いましょう。水がはねる範囲や流れていく下回りもしっかり流します。

チェックポイント

作業の基本は必ずタテとヨコ

洗いも拭き取りも、磨きも、車表面の手入れには必ず「こする」動作が必要です。しかし、どんなに力を入れずに軽くこすっても表面に塗った保護剤には分子膜の配向性ができ、微細なキズがつくのを防ぐことはできません。

以前のワックスかけのように円を描くように磨くとランダムな方向にキズができ、光の目通り性が悪くなって乱反射してしまいます。

クルクル円を描く

腕を軸に弧を描く

そこで、車が動く時の風の通る方向であるタテにこの配向性を揃えると目通り性がよくなりキズが目立たなくなります。さらに、タテに統一された配向性は雨どいの役目を果たし、水はけもよくなります。塗装面でもガラス面でも表面をこする際にはまず範囲を決め、その範囲全体で直線的にタテ・ヨコ・タテに動かします。

風の流れる方がタテ

その反対がヨコ

ウィンドウを洗う

貼れている時にはさほど気にならないが、雨が降ったら困るのが窓にこびりついた水垢や油膜。特に夜の雨はギラついて非常に危ない。通常はボディー用シャンプーで洗い流すだけで問題ないが、2回に1回は油膜をキレイにとって撥水コーティングをすると視界がバッチリになる。

ガラスコンパウンドで油膜取り

ウインドーの油膜を完全に取り除くためにはガラスコンパウンドを使用して削り落としてしまうのが一番、簡単にクリアな視界を取り戻すことができます。

ガラスコーティング剤で撥水処理

コーティングは雨天時の撥水効果だけでなく、油性汚れを付着しにくい状態にすることができます。走行時はワイパーなしでクリアな視界になる。

すすぎのコツ

たっぷりの水を使用し泡を残さないこと

ボディにアルカリ性シャンプーの成分が残ると黒ずんだしつこいアカになってしまいますので、その予防のためにもたっぷりの水を使用して洗剤液をしっかり洗い流すことが重要です。

すすぎの際は水の勢いよりも水量や広がりが必要、水流は防水性が低い部分の浸水を防ぐためにもシャワーモードを使用しましょう。

サイドミラー裏やバンパー下部のグリルなどはすすぎ不足になりやすいですので注意が必要です。

サイドミラー可動面の奥も洗剤液が残りやすい部分となりますので、直接シャワーをかけて落とします。

ルーフから水が流れ落ちる雨どい部分も洗剤液が残ることが多くなりますので、しっかりと洗い流します。

ウインドーのモールはドア内部に水が入りやすいため、すすぎの水はモールの隙間に対して上からかけるようにしましょう。

サイドモールも水が浸入しやすい部分となりますので、洗剤液はしっかりと洗い流しますが強い噴射で水をかけるのは厳禁です。

ステップ裏も洗剤液が残ることが多いため、すすぎの仕上げで最後に水をかけます。

チェックポイント

水かけの際は水流の向きや距離に気を付ける

効率よく洗剤液を落とすためには、水をかける向きやノズルとボディの距離に気を付けて、ボディの形状に合う水かけを行います。何も考えず水をかけていては落ちやすい部分しか汚れは落ちません。こまめに水かけ具合を調整するためには車の周囲を動き回ることになりますので、ホースは曲りに強いタイプが向いています。

拭き取りのコツ

洗いの工程の仕上げはボディ上の水分や残ってしまった洗剤成分を完全に除去するための拭き取り作業。水滴の自然乾燥は塗装面のシミの元になりますので、隅々まで完全な拭き取りが重要です。

拭き取りも「風の流れる方向」へ

広い面を拭く際には適度な面積に四角く折り、風の流れる方向(タテ)にだけ一方向に拭きます。腕だけで拭いた場合にはRを描いてしまい、リング状の磨きキズをつけてしまうこともあるので注意。

またクロスを往復させるとボディ表面に水分が戻ってしまい、微細なイオンデポジットができてしまいますので注意が必要です。

チェックポイント

ぞうきんはNG!専用のハイテククロスを使おう

タオルは繊維の中に汚れを抱え込んでサンドペーパーのようになキズがつくので絶対に使用しないように。使用するのはハイテククロス、化学合成(PVA)スポンジ素材で作られたセームタイプの拭き取り専用クロスです。非常に保水力が高く、表面が柔らかいために拭いた面にキズを付けない優れたクロスです。

必ず湿らせた後に固く絞って使用

ハイテククロスは使用する前に一度湿らせた後に固く絞ることで吸水性と柔らかさを発揮します。乾くと固くなり車にキズをつけてしまいますので、注意が必要です。

広い面積には四角く折って使用

ボディパネルなどの広い面積を拭く際には、使いやすいサイズに四角く折ります。面同士が均等に触れ合うことになり、効率的に水分を拭き取ることができます。

クロスの往復は厳禁

クロスは風の流れる一方向へだけ動かします。一度拭いた部分にクロスを戻すと水分が戻ってしまいますので絶対に往復させてはいけません。

体全体で直線的に一方引き

風はボディラインに沿って直線的に流れますので、クロスもこれに沿って動かします。体全体を使用し、体重を移動させながら一方引きを行いましょう。

残り水の拭き取り

ボディに付いている水を完全に拭き取ったつもりでも、ドアやボンネット、トランクリッド、フューエルリッドなどの開閉部分、モールの内部など、ボディ表面から拭き取ることができない部分にも水が入っています。このような残り水が後になって垂れ、ボディを汚すことになるので完全な拭き取りが必要。

このような拭き残しが乾くと…

汚れの線ができてしまう

水が残りやすいポイント

ウインドーの水切りゴム内にも水が侵入し、ウインドーを一度下げて再度上げると濡れてくることが多い。

ドアを開けて周囲を拭き取りとる。汚れていることも多いため、固く絞った濡れ雑巾を使用。

ドアの下側にはドア内に侵入した水を排出する水切り穴があり、多量の水が流れ出る。

ピラーなどのドア枠にも水が浸入する。ヒンジ側は拭きづらい部分だができる限り水を拭きとろう。

ステップやドアに隠れていたボディ下部にも水滴が付いているので、全てのドアでドア周りの水滴を拭きとる。

エンジンルームには内部への水の侵入を防ぐ水切りレールがあり、多量の水滴が付着している。

トランク、バックドアも開け、周囲や裏側、水切りレール、ウエザーストリップの水を拭きとる。

給油口内部にも水が浸入しているので、内部やリッド裏側の水を拭きとる。

拭き取り完了後は開けることができる部分を全て解放し、しばらく乾燥させる。